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本の内容「身につかない人」意識すべき読書のコツ 電子か紙か?選書の方法、読み方のコツなど紹介

東洋経済オンライン / 2025年1月29日 10時0分

本の内容が身につく“本の読み方”とは(写真:studio-sonic/PIXTA)

昨年末配信の本連載記事においてビジネスパーソンにとっての読書の重要性や、読むべき具体的なジャンル、そして私自身にとっての良書の紹介などを行った。

そこで今回は読書のあるべき姿というか、本の内容が身につく本の読み方について一緒に考えていきたい。

読書は「知的格闘技」

読書とはいわば知的格闘技であり、著者との対話であり、著者の経験と頭の中を通じた自分にとっての疑似体験だ。

だからこそ読書は重要なのだ。

本を読む、という行為そのものをここでは、読書の形態、ジャンルにおける選書の仕方、読む際にあたってのコツ、という様な感じで分けて以下順番にみていきたい。

まず読書の形態であるが、言ってしまえば紙ベースなのか電子書籍等のデジタルベースなのか、という事である。

これについてはもちろん自分がより集中出来て、メモ等を残しやすい方でよいのだが、そのほかにもどの場所で読むか、によって使い分けるという方法もある。

ちなみに私自身は和書は紙ベース、洋書は電子書籍という様にまず大きく分けていて、利用シーンでは外ではなるべく電子書籍、家では紙ベース、としている。

前者については単純に洋書においては販売価格のディスカウント率を考慮した際に紙ベースよりもデジタルベースの方が極めて安価である事と、紙ベースだとペーパバックでもサイズ的に日本の書籍よりもかなり大きく場所を取る事がその理由だ。

特に専門書などになると紙ベースでは途方に暮れるくらい値段も高いし、大きいし重い、という事があり、やはり保管や持ち運びを考慮した際に躊躇してしまう。

余談であるがその昔私自身が海外のMBAに行った際に、入学前の時点で課題図書が大量に指定され(それらを読んだ上で各授業に出る事が必須)、諸々購入して渡航前に読みそれらを当然海外にもっていくわけだが、当時はKindleなどの電子書籍が無かった事もあり、全て紙ベース(そしてよりによって全て専門書なので大きくて重い)なので、それらだけでスーツケースがパンパンになってしまったという笑えない様な話があったものだ(当然カリキュラム終了後の帰国時にはもっと本の数が増えている事になるので、段ボールに詰めて船便で大量に日本に送る、という羽目になった)。

加えてもっとテクニカルな話をすると電子書籍だと分からない単語をその場でそのまま検索出来る、というのもある。

また、利用シーンにおいて外では電子書籍、というのは単純に外では手元ライトとかが常にあるわけでもなく、手元が暗い状況も多々あるので、読みやすさと目への負担を考慮して、という事だ。

複数の著書の本を読んだ上で、自分のスタンスを決める

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