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「人間関係は"ランチ"で決まる!」達人の使い方 誘うタイミングは? お店は? コツを紹介

東洋経済オンライン / 2025年1月31日 14時0分

ランチの時間は1時間、マックスでも1時間半にしましょう。相手も都合があるだろうし、そうでなくても昼に長々と時間をとられるのは迷惑です。

それからいい席を取ることも重要です。入り口付近で人の出入りが頻繁な席では、やっぱりあわただしくて落ち着きません。

知っている店、使い慣れた店だと、満席にならない限りは隣の席を空けてくれるなど、融通してくれることが多いのですが、そうでない場合は対策が必要です。

まず店の予約をする際に、「申し訳ないのですが、仕事の話をする必要があるので静かなところ、隅っこの席にしてください」とお願いします。

電話のときは口頭で、ネット予約の場合も店へのメッセージを書く欄があるので、そこに書きます。

店によっては「席の希望は承れません」ということもあるのですが、その場合は自分だけ早く行って、落ち着ける席を確保しておきましょう。

いざ当日ですが、相手とどんな話をするか、場が持つかどうか、内向型人間はそこにも迷うかもしれません。

相手に何かのレクチャーをお願いした場合は、限られた時間で目的を達成するために、何の話をするか、何を教えてもらうか、どのようなアドバイスをしてもらうか、事前にシミュレーションして、それを相手にも伝えておきましょう。 

そうでない場合はSNSで得た情報を元に相手に質問してなるべく相手に話してもらい、相手の情報を得る努力をします。

帰宅後、その情報をメモするなどして覚えておくことが大事です。その情報はその人に次に会ったときの会話に役立ちます。

ランチ代は、こちらが誘った場合でも割り勘でいいと思います。

ただし、レクチャーをお願いした場合は、感謝の気持ちで食事代はこちらが持ちます。あるいは、相手の負担にならない程度の、ちょっとした手土産を渡してもいいでしょう。

ランチから人間関係を発展させる

ランチをしてみて、非常に実りがあった、またその人に会いたいと思えたら、人間関係を深めていきましょう。

「私は日比谷のお店でこういう会を提供・開催していて、毎回新しい人を呼んでみんなで交流しているのですが、今度いかがですか?」

「私の知人にこういう人がいて、きっと話が合うと思うので、今度3人で食事会をしませんか?」

といったように発展させていくといいと思います。

あるいは相手が非常に忙しい人であれば、「ランチの定期開催」を試みるのもいいでしょう。

私の場合、会社の重役など、非常に多忙なビジネスパーソンとは年に3回程度ランチ会を行っています。

1~2回やってみると、役員会の翌日など、相手の都合のよい曜日がわかります。その曜日を押さえることが大事です。

ランチは気軽に人間関係を広げることができる絶好の機会です。ぜひみなさんも上手に活用していい人間関係を作っていただきたいと思います。

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