「子どものメイクに好意的」母親たち意識の変化 今こそキッズ向けの正しいメイク知識が必要
東洋経済オンライン / 2025年2月2日 10時30分
子どもの肌への影響はあまり情報がないので不安ですが、メイクそのものは娘たちが興味あるならしてもいいのかな、と思っています。大人になったら、いずれにしろ、することですし」(Tさん)
今の親世代にとって、メイクは大人が身だしなみの一環としてするもの。小学生がゲームなどと同じような遊びのひとつとして楽しむという発想は生まれにくかったはず。抵抗があるかと思いきや、肌への悪影響さえ対策されれば、というエクスキューズはありつつ好意的に捉えているようです。
この流れはここ数年で、ますます急速に進んでいるという実情も。現在、高校生と小学生の娘がいるXさんは、こう語ります。
「長女が小学生の頃は、“メイク=肌に良くない”というイメージ。髪型やファッションとは違い、メイクへの興味はあまり持ってほしくないと思っていました。
ですが、現在7歳の次女には幼少期からメイク道具を与えることに抵抗感がほとんどありませんし、友人や周囲からメイク用品のプレゼントをいただくことも多いです。子ども向けのコスメも増えてきました。
今は子どもが楽しければいいかな、と親としてポジティブに捉えられるようになっています。世の中の変化、自分の心境の変化を感じています」(Xさん)
高学年になると大人向けコスメに関心
子どもたちが使うメイクアイテムは、どのように入手しているのでしょうか。
我が家でも、周りのご家庭を見ていても、今の子どもたちはSNSからメイクを学ぶことが多く、インフルエンサーのお姉さんたちが使っているコスメへの憧れが強いと感じています。高学年ともなると、就学前には満足できていたおもちゃのコスメやキッズコスメでは物足りなくなるようです。
年齢を重ねるにつれ、大人が使うコスメをリクエストされるという声をよく聞きます。Tさんのご家庭でも「子どもは私が使う色味とは違うものを好むので、一緒にドラッグストアに行ったときに見て、本人がお小遣いでプチプラを買ったりしていますね」とのこと。
実際、プチプラコスメブランドの代表格、セザンヌ化粧品のPR担当者からは「子どもがサンタさんへのお手紙に、過去の旧パッケージのコスメが欲しいと書いているのですが、手に入りますか?」という相談があったという話も伺いました。
ちなみにセザンヌ化粧品は、創業以来、毎日負担なく使える品質にこだわっています。特に小学生の未熟な肌に負担があると思われる成分が含まれるもの(例:角質層を染めるティントリップなど)はジュニア雑誌での紹介は避け、メイクオフがしやすいアイテム(例:洗顔料で落とせるなど)を選定するようにしているそうです。
今必要なのは「キッズ向けの正しい知識」
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