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あなたはどの性格?「努力への向き合い方」4類型 苦手な努力もうまくいく「事前の準備」の考え方

東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時0分

努力には4つの種類があり、人それぞれの性格に応じて、「得意な努力」「苦手な努力」があるといいます(画像:kikuo / PIXTA)

「いつも目標を達成する人たちを分析してたどり着いたのが、『努力の前の準備』という概念です」

そう語るのは、数々の著作を持ち、現役東大生社長としても活躍を続ける西岡壱誠氏だ。

「実は彼らは、頑張る前に『準備』をすることで、努力の効率を上げ、ムダな努力をなくしているんです」

その方法を紹介した書籍が、新刊『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』だ。ここでは、本書のPart0を一部抜粋・再編集して、「頑張る前の準備」の詳細を紹介してもらう。

あなたはどっち?「カメタイプ」「ウサギタイプ」

僕たちは、「努力」に関わる性格・タイプを、4つに分類しています。

【画像】努力と向き合う「性格」の4類型

まず、みなさんは「カメタイプ」と「ウサギタイプ」、どちらのタイプでしょうか?

努力するとき、つまりは勉強や仕事、挑戦をするとき、自分は性格的に「どんな努力のしかたが肌に合っているのか」ということを考えなければなりません。

その1つが、「カメタイプ」と「ウサギタイプ」です。

カメタイプの人は丁寧に物事を積み上げていきたいタイプです。1日1日コツコツとスケジュールを立てて、挑戦していきます。

それだけに、自分の立てたスケジュールが崩れることはすごく嫌がる傾向があります。三日坊主にはなりにくいけど、瞬発力はありません。

一方、ウサギタイプの人は、あまり計画を立てず、その日の気分で努力をします。

スケジュールを立てても崩壊するけど、ゴールの前日に辻褄が合うようなタイプですね。逆に、コツコツ努力することはとても苦手な傾向があります。瞬発力はあるけれど、三日坊主になることが多いです。

カメタイプ:慎重で、丁寧にコツコツと物事を進めるのが得意なタイプ
ウサギタイプ:瞬発的で、いっきに結果を出すのが得意なタイプ

要するに、コツコツとやっていきたいのか、いっきに結果を出したいのか、という違いですね。

「ウサギとカメ」の有名なエピソードに沿って考えていけば、「カメのほうがいいの?」と考えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。ウサギタイプの人は瞬発力があり、速く物事を終わらせることができます。

東大生にも両方のタイプの人間がいて、どの人もそのタイプに合った勉強をしていました。どちらが優位というわけではなく、ただの得意・不得意の話でしかないのです。

仕事・勉強にも「カメ型」「ウサギ型」がある

そう、これは「得意・不得意」の話でしかありません。それもそのはずで、仕事や勉強もまた、「カメ型の仕事・勉強」と「ウサギ型の仕事・勉強」の2つのタイプがあるからです。

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