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斜陽メディアじゃない?「ラジオ」20代に人気の訳 オールナイトニッポン統括Pが語る復活の理由

東洋経済オンライン / 2025年2月4日 12時30分

どちらが優れているということではありませんが、自分はどっちを作りたいのかと自問自答した結果、導き出した答えは「ラジオ」でした。

「聴く側」から「作る側」へ

その答えが見つかってから、いてもたってもいられず、ニッポン放送の中途採用に応募したという経緯です。

あのとき、義家先生がひとりの子どもの人生に全身全霊で向き合う姿に、僕だけでなく多くのリスナーがリアルタイムに立ち会っていました。

その息づかいをすぐ近くに感じながら、まるで同じ空間にいるかのような気持ちで見守っていたのではないかと思います。

そんな体験ができるのは、やはり「生放送」だから。それも、パーソナリティの声をすぐ近くで感じられる「ラジオの生放送」だからなのだと僕は思います。

どんなに苦境でも生放送にこだわりたかった原点はここにある気がします。

ニッポン放送に入社して最初に研修としてADについた番組は、なんと義家先生の番組でした。偶然というより、面接で僕の入社動機を知った番組プロデューサーの粋な計らいによるものでしたが、必死に仕事を覚えながら、「聴く側」から「作る側」へ移った感慨をかみしめていました。

冨山 雄一:ニッポン放送「オールナイトニッポン」統括プロデューサー

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