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「あれこれ手を出す人」「1つに集中する人」結果の差 どちらのタイプのほうが結果が出せるのか?

東洋経済オンライン / 2025年2月4日 11時0分

(漫画:©︎三田紀房/コルク)

記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第162回は、結果が出せる努力の仕方についてお話しします。

どうやって努力する?

みなさんは、努力をするときに、どちらのタイプが当てはまりますか?

【漫画を読む】『インベスターZ』。スポーツも勉強でも優秀な神代君。いったいなぜ?

1 とにかくまんべんなく力を付けて、物事を進めようと思うタイプ

2 一点突破で、1つのことを極めたり、終わらせてから、次に進めようとするタイプ

1はオールラウンダー型で、2は一点突破型ですね。

勉強でいうなら、苦手科目を潰すような勉強を心がけるのが1で、得意科目を伸ばす勉強をするタイプが2に当てはまります。

さらに仕事でいうと、マルチタスクをするのが1で、1つ1つにけりをつけてから進めるのが2ですね。

この質問に対する答えとしては、「1」だという人が多いと思います。苦手がない状態を作りたい、まんべんなく物事を終わらせたいと思うことでしょう。実際には、そうできるのが理想的だとは思います。

ですが、そう思い込みすぎてしまうがために、全部がうまくいかなくなってしまうことも多いのです。

実は、「2」の一点突破型の努力のほうがうまくいく場合があるのです。

今回は、『ドラゴン桜』の作者・三田紀房先生の別の作品、『インベスターZ』を引用して、「やらないと決めることの意味」について解説したいと思います。まずはこちらの漫画をご覧ください。

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

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