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最終目前の「タイプロ」何故こうも盛り上がったか timeleszと候補生、両者が主役の"物語"の終着点は?

東洋経済オンライン / 2025年2月7日 7時45分

最終審査の放送間近の「タイプロ」。なぜここまで盛り上がったのだろう(画像:timelesz [タイムレス]/YouTubeより)

アイドルグループ・timeleszの、追加メンバー募集オーディションに密着した番組「timelesz project -AUDITION-」(Netflix、通称「タイプロ」)がいよいよ佳境だ。

【画像】まるで転職活動の面接…ガチすぎたオーディション審査の様子

昨年9月に始まって以来、Netflixで上位を席巻してきた「タイプロ」も、次回配信の2月15日でいよいよ最終審査を迎える(番組のヒット背景については、過去の記事で取り上げた)。

ファイナル直前の今、ようやく見えてきた審査の全容とはいったいどのようなものだったのか。これまでの道のりとともに振り返りたい。

timeleszと候補生、両者が主役の“物語”

「現役アイドルが自ら審査員を務め、グループの追加メンバーを決める」前代未聞のオーディション番組として、開始当初から熱狂的な人気を集めた「タイプロ」。

これまで同番組はtimeleszと候補生、双方が主役と言って過言ではない、熱き人間ドラマで視聴者を魅了してきた。

審査する側とされる側として、異なる立場で巡り合った彼らが、最後は隣に立つ「仲間」になっていく――そんなドラマ性こそが、まさしく「タイプロ」の魅力の核である。

ではtimeleszと候補生はどのようにして「仲間」へと近づいていったのか。これまでの審査内容をたどると見えてくる。

次第に本気度合いを増していく審査

振り返るとepisode1は、2次審査から幕を開けた。2次の内容は、課題曲の歌・ダンス披露とメンバーとの質疑応答といったもの。

課題曲のダンスを覚える気がない、グループのデビュー名を知らないといった候補生もいた中で、timeleszの終始冷静な対応は「企業の採用面接のよう」だとネットで話題になった。

続く3次審査、4次審査では、候補生同士でチームを組んでパフォーマンスに挑む、グループ審査のフェーズへ。特に4次ではSTARTO ENTERTAINMENT俳優部の3名が審査に合流し、ひときわ目を引く存在感で番組に新風を吹き込んだ。

2〜4次審査での見どころは星の数ほどあるが、その審査内容そのものは、従来型のオーディションと大きな差はないように見えた。それが以降の審査過程では「timeleszとのマッチング」を重視したものへと、「タイプロ」独自の路線に切り替わっていく。

メンバーが掲げた“仲間探し”の着地点

ターニングポイントとなったのは、最新エピソードでもある5次審査だ。

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