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椿屋珈琲店「1250円朝食」で味わう大正ロマン気分 まだ訪日客に見つかってない?穴場カフェの実力

東洋経済オンライン / 2025年2月8日 8時40分

価格は税込1250円で、セット内容は以下になります。

・トースト(苺ジャム・バター添え)
・野菜・卵・ハムのサラダ
・ドリンク(椿屋スペシャルティブレンド珈琲、椿屋アイス珈琲、椿屋ブレンドティ、アイスティのいずれか)

喫茶店のモーニングが1250円と聞くと、高い気がするかもしれませんが、「椿屋珈琲店」のコーヒーと紅茶は、いずれも単品価格が税込1180円なので、プラス70円で豪華なモーニングプレートが付いてくると考えると、かなりお得です。

メイドさんが目の前で淹れてくれるサイフォンコーヒー

まずはモーニングセットのドリンクについて。コーヒーか紅茶が選べるのですが、ホットコーヒーは目の前でサーブされ、紅茶はティーポットで提供されます。

「椿屋スペシャルティブレンド珈琲」を注文した場合、まずテーブルに空のコーヒーカップのみを配膳。

その後フリルカチューシャがついたメイド服姿のホールスタッフが、サイフォンで淹れたコーヒーを持ってきて、目の前で注いでくれるのです。

コーヒーは濃厚なのに苦すぎない、深い味わいです。高いお店のコーヒーって口の中に旨みは残るんですが、苦味とか刺激が残らない気がします。

「スターバックス」や「コメダ珈琲店」のマグカップで出てくる深煎りコーヒーも大好きなのですが、純喫茶ならではのソーサーに乗ったコーヒーカップで飲むと、「やっぱり格別だなぁ」としみじみします。

ティーコゼつきの特大紅茶

「椿屋ブレンドティ」は、大きめサイズのティーポット入りで、軽くティーカップ3杯分はあります。

なんと、ポットを保温するためのティーコゼ(布製のドームみたいなやつ)は、椿のワンポイント刺繍入り。乙女心がくすぐられまくります。

しかも、ミルクティーのミルクはコーヒーフレッシュとは別のピッチャーで提供。ソーサーにプラスチック製のポーションが添えられているのとは気分の上がり方が違います。ピッチャーの中には牛乳がたっぷり100ccぐらい入っていました。

紅茶は蒸らし済みで出てくるので、砂時計はナシ。当然ながら時間が経つほどに抽出されて濃い味になり、苦味も増すので、1杯目はストレート、2杯目はミルクティー、3杯目はティーオーレにして、紅茶の濃度に合わせて楽しみました。

ロイヤルコペンハーゲンの食器で食べる朝ごはん

「椿屋モーニングセット」は、5枚切りのトーストに苺ジャムとバター、グリーンサラダとマッシュした卵サラダ、ロースハム2枚という、文字にすると目玉的なメニューのない、オーソドックスなセット内容です。

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