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田村淳「キャンピングカー歴10年」たどり着いた夢 日本独自気風のキャンピングカー業界に新風を

東洋経済オンライン / 2025年2月9日 10時30分

課題解決に向け、日本RV協会では電源やトイレなどを備えた車中泊施設「RVパーク」の普及を推進している。すでに全国500カ所まで拡大し、今年中に700カ所まで増えると見込まれる。

また、2024年1月1日に発生した能登半島地震では、積極的な被災地支援を行った。地震発生翌日の1月2日、現地からRV協会に要請があり、2日夜に現地で状況確認を行ったのち、10日には10台、そして1月末には60台のキャンピングカーを支援活動車として派遣している。

田村さんは、石川県珠洲市を数回訪れ、キャンピングカーの活用事例などを含めて現地関係者と意見交換をしたという。

ここからは、田村さんへのインタビューをQ&A形式でお届けする。

―小学校低学年の時、お父様が軽自動車をキャンピングカーに改造していたそうですが、それをどう捉えていましたか?

「すごいことするな。クルマって改造していいんだ、と率直に思っていましたね。僕たち子どもが寝られるように、後ろにベッドを作ってくれました。オヤジはDIYが得意なので、木材を切って。(その部材が)取り外せるようになっていて、普段は普通に軽自動車として使っていました。いま思い返すと、あれはキャンピングカーだったなぁと」

―そのクルマで、ご実家の山口を起点に家族で旅をしたのですね?

「オヤジの里帰りや熊本、大分、宮崎など九州が多かったですね。そうした旅行になると(前述の)ベッドが出てきて寝られる。楽しい体験でしたね。いつものクルマが全然違うモノに様変わりすること。そこにワクワクが詰まっていました」

自身がキャンピングカーを手にするまで

―その後、芸能界で仕事をするようになって、どのタイミングでキャンピングカーと出会うことになるのでしょうか?

「キャンピングカーは、ずっと意識していたんですよ。いつか資金的な余裕ができたら、買おうと。(幼少期に経験した)あのようなクルマがあれば寝ながら旅できると、中学生の頃から思っていたので。いつの日か、キャンピングカーで日本一周してみたいという思いはずっとありました」

―授賞式のトークセッションでは、キャンプでのテント泊より、キャンピングカーの方がご自身に向いていると話していましたね。

「キャンプは友達たちと行っていましたが、テント泊はあまり馴染めなくて。みんなでキャンプをするという文化は好きなんですけど、自分の個室がないと気持ちがあまり乗らない、という感じでした」

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