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田村淳「キャンピングカー歴10年」たどり着いた夢 日本独自気風のキャンピングカー業界に新風を

東洋経済オンライン / 2025年2月9日 10時30分

―実際にキャンピングカーを購入したのは、いつごろでしょうか?

「芸能界入りたての頃は、そんなにお金に余裕はないし。お金に余裕が出てくると、スケジュールに余裕がなくて……。それが、ようやく自分との“生きていく時間の折り合い”がつけられるようになったのが、10年前くらいなんです」

―その10年前に出会ったキャンピングカーとは?

「最初はスズキの『エヴリイ』を自分で改造しました。車体後部にいろいろ(装備を)積んでみたりルーフテントを付けてみたり、エヴリイで3台続けて」

―そして今回、新たに愛車になった「ZEGNIA」に続いていく。

「もっと(自分にあった)キャンピングカーがあるはずだと思い、いろいろ改造しては(中古車として)売って買い替えていきました。キャンピングカーを(自分のイメージ通りに)作り上げていく過程も楽しかったので。ホイールをどうするとか、塗装をどうするとか。今度のZEGNIAで、キャンピングカーとしては6台目になります」

―トークセッションで、現在「2台のキャンピングカーを所有している」と話していましたね。

「ひとり用と家族用です。本当は。1台でもいいとは思います。でも、(ひとり用は自分のイメージで)作り上げていく過程が楽しいので。ZEGNIAは当分の間、乗ると思います」

―こうした現在のキャンピングカーライフには、幼少期の体験は生きていますか?

「あります。あの頃のドキドキワクワクした旅行の体験を、(自分の)子どもたちにも経験させてあげたいと思います」

提唱するソロxグループの「ソログルキャン」

幼少期の体験から、キャンピングカーへを行き着いた田村さん。次は話題を少し変えて、キャンピングカーライフでのコミュニティについて聞いた。

田村さんは、各自がそれぞれのキャンピングカーでひとつの場所に集合し、自由気ままに時間を過ごす、ソロxグループの「ソログルキャン」を提唱している。

―「ソログルキャン」を通じて、ご自身のイメージするキャンピングカーライフに近づいてきているのでしょうか?

「こうしなければならない、といったキャンプの掟がありますよね。しきたりというのか、そういうものを(自分流で)壊していきたいんです。(例えば、火を起こさずに)電気だけでやったら……と、ポータブルバッテリーを山ほど持っていったこともありました。火を起こすキャンプも楽しいと思いますが、僕はそうした手間よりも、そのあとのんびりする時間を過ごしたいんです。自然の中では、都会の飲食店とはまったく違う時間の流れがありますよね。それを一度知ってしまうとクセになる。心がほどけていくんです。僕も、周りにいる人たちも」

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