1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「試験で結果出せる子」「そうでない子」思考の違い 心理テストを通して、思考回路を分析しよう

東洋経済オンライン / 2025年2月11日 10時30分

(漫画:©︎三田紀房/コルク)

記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第164回は、成績が伸びるかわかる心理テストを紹介します。

心理テストにチャレンジ

こんな心理テストをご存知でしょうか?

【漫画で読む】『ドラゴン桜』心理テストでわかる!東大生の考え方

「目の前に川があり、向こう岸に渡りたい。川の流れは遅く、深さは腰までなので、渡ろうと思えば渡れる。上流にも下流にも橋は見当たらない。さて、どうする?」

これは、漫画『ドラゴン桜』で紹介された、「頭のいい人とそうでない人の思考回路の違い」がわかるテストです。

さて、みなさんならどうするでしょうか? 濡れるのを覚悟で、川の中を渡りますか? それとも、それ以外の手段を取りますか?

今回は、この心理テストについてみなさんにご紹介したいと思います。まずは、このテストが解説されているシーンをご覧ください。

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

漫画では「面倒臭い」の定義が分かれているということが描かれていました。

A:情報を集めるのが「面倒臭い」から、濡れながら川を渡る人

B:濡れながら川を渡るのが「面倒臭い」から、情報を集める人

この2つに分類でき、Bの人のほうがいい結果を得ることができるという話でしたね。実際に、受験生たちと話していると、この2つの違いを痛感させられます。

苦手科目でも、学校の先生に質問しない

例えば、受験生に「苦手な科目はある?」と聞くと、たいていの場合は「ある」と答えます。数学が苦手、英語が苦手、全部苦手、などさまざまですが、基本的に苦手科目がない人はいません。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください