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新潟の「巨大化したバイパス」いよいよ変貌へ!? “隣の道路と一体化”→“上にも道路” 24年度に上部工事はじまる

乗りものニュース / 2024年5月9日 8時12分

栗ノ木バイパス笹越橋交差点。橋脚設置のための道路切り回しが行われている。2024年3月(画像:新潟国道事務所)。

橋脚にょきにょきの“次”へ行く!

高架橋の工事に着手「栗ノ木バイパス」

 国土交通省 北陸地方整備局は2024年4月26日、今年度の当初予算により「新たなステップに進む道路事業」を発表しました。その一つとして、新潟市の栗ノ木バイパス(栗ノ木道路・紫竹山道路)が挙げられています。

 栗ノ木バイパスは新潟駅の東側で、港湾部と国道8号「新潟バイパス」を結ぶ南北の道路です。2022年10月の道路切り替えで、栗ノ木川を挟んで隣に並行する県道を、その一部に取り込んで“巨大化”しました。

 それまで栗ノ木バイパスは上下3車線ずつの6車線道路でしたが、この県道部分をバイパスの下り線専用とすることで、車線数は維持しつつ、バイパスの上下線が川を挟んで分離。さらに真ん中へ高架道路を通すべく、2022年度から橋脚の建設が進んでいます。

 そして今回、2024年度から、いよいよ高架道路の上部工、つまり橋桁の架設に着手すると発表されました。具体的には、笹越橋交差点付近の4橋脚間(上下線両側)、鐙交差点付近の6橋脚間(下り線側)だということです。

 2023年度末までに、橋脚84基中16基が完成し、25基が工事中、24年度は新たに7基の工事を行うとのこと。このほかの橋脚建設に向けて、現在は地上道路の路面の高さを下げる工事や、建設スペース確保のため車線を切り回す工事なども進行しています。仮水路だった栗ノ木川は2023年2月、将来の高架道路のど真ん中を真っすぐ流れる位置へ付け替えが完了しました。

 高架道路はJR線の南側から始まり、栗ノ木バイパスの“本線”として複数の交差点を通過、紫竹山ICで新潟バイパスと専用ランプにより連絡しつつ、同ICを通過して国道49号「亀田バイパス」へ直結する形になります。栗ノ木バイパスがその姿をさらに変容させていくのも、まもなくです。

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