「不適切にもほどがある!」「最後のテロップにジーンとした。いつか今も過去になるんだよね」「現在の考え方も、将来的には“不適切”になるということ」
エンタメOVO / 2024年3月30日 10時28分
阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第10話(最終回)が、29日に放送された。
本作は、中学校の体育教師・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎氏。(*以下、ネタバレあり)
タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。ついに昭和に戻る決心をした市郎は、令和での身辺整理を着々と進めていた。
最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚(仲里依紗)のために使おうと決めた市郎は、秋津(磯村勇斗)やゆずる(古田新太)、井上(三宅弘城)らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かう。
昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子(河合優実)に再会した市郎。だが、変わったのは純子だけではなく、令和になじんだ市郎の内面もまたアップデートされていた。
昭和マインド全開の中学校のありように疑問を持ちつつ、これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は…。
放送終了後、SNS上には「2024年当時の表現をあえて使用しました」という最後のテロップについて、「最後のテロップにジーンとした。いつか今も過去になるんだよね」「現在の考え方も、将来的には“不適切”になるということ。問題提起としての作品の意義は十分にあったと思う」「これからの30年をどう生きるかを考えるためのドラマだった。人間はさほど変わりはしないが、世の中は変わっていく。粋なテロップだった」「2054年にこのドラマを見た人たちが、『2024年ってわざわざ寛容とか言わなきゃいけない時代だったの? 生きづらい』って思うような、寛容が当たり前の時代になっているといいなあ」といった声が上がった。
また、「『寛容になりましょう音頭』は植木等のオマージュ? 頭の中で流れまくっている」「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で締めてくれてうれしかった。そして何より阿部サダヲが素晴らしかった」「最終回のネタバレと考察! 最後のテロップとラストの伏線回収を見ていると続編あり?」といったコメントもあった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
阿部サダヲ主演TBS「不適切にもほどがある!」が「ギャラクシー賞3月度月間受賞」
日刊スポーツ / 2024年4月22日 22時3分
-
宮藤官九郎脚本の「好きなドラマ」ランキング! 2位『不適切にもほどがある!』、1位は?
オールアバウト / 2024年4月19日 8時5分
-
『不適切にもほどがある!』クランクアップ写真を続々公開「またいつの時代か...」
クランクイン! / 2024年4月6日 12時25分
-
『不適切にもほどがある!』最終回の注釈テロップに込められた強烈なメッセージ
エンタメNEXT / 2024年4月4日 17時0分
-
“ふてほどロス”がとまらない! 業界視聴率ダントツで高まる続編への期待
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月4日 9時26分
ランキング
-
1「本当の親子のように」那須夫婦遺体事件で逮捕の元子役を溺愛していた実力派女優に“とばっちり”被害
週刊女性PRIME / 2024年5月1日 17時30分
-
2享年94歳・桂由美さん、死去4日前に収録『徹子の部屋』5.3放送
マイナビニュース / 2024年5月1日 19時8分
-
3「クロスバー直撃」の 渡邊センス、松本人志報道で講談社提訴「許す訳ないじゃないですか」
スポニチアネックス / 2024年5月1日 21時22分
-
4ガーシー氏、帰国後初の生配信登場も開始3分で強制削除 「利用規約への違反により」と表示
スポニチアネックス / 2024年5月1日 22時8分
-
56歳で子役デビューの遠野なぎこ、元人気子役・若山耀人容疑者逮捕に「こんな若さで人生を終わらせなくても」
スポーツ報知 / 2024年5月1日 21時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください