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「台湾の人から見ても、門脇は意外と現地の人に見えるらしいです」『オールド・フォックス 11歳の選択』門脇麦、シャオ・ヤーチュエン監督【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年6月6日 8時0分

-門脇さんは中国語のせりふが大変だったと思います。あとはメークにも特徴がありましたね。

 メークにすごく助けられました。メークやファッションには時代性もありますし、日本のともまた違うので、それを身につけることによって、あっという間にその世界に連れて行ってもらえるという感じがしました。中国語に関しては、丸覚えで暗記した状態で現場に行って、監督からも「うまく話そうと思わなくてもいいから」と言われました。特に発音が難しいのですが、そういうことは一度忘れて、とにかく自分の感情からぶれないように集中力を研ぎ澄ませて、言葉はうまくしゃべろうと思わなくてもいいということを頼りに演じました。だから、演技をしている時は「この発音が難しい」とは思っていなくて、もしかしたら間違っていることを言っているかもしれないぐらいの感じでした。意識するとすぐにバレるんです監督に。自分でもすぐ分かりますしね。

-では、完成版を見た印象と日本の観客に向けて一言お願いします。

 今回、撮影で台湾に数日行かせていただいて、こうしてお話をする中で、自分なりに思うのは、台湾ではその時代や土地や、国自体が経験してきたことが、今生きている人たちとも深くつながっている気がするんです。台湾映画を見ていると、物事や人を見るまなざしがとても深くて、寛容で。私が台湾映画を好きな理由はそこだったんだと分かりました。そんな台湾の良さを感じてほしいですね。あとは、「台湾の人から見ても、門脇は意外と現地の人に見えるらしい」と書いておいてください(笑)。監督からも違和感がないというお墨付きを頂きました。

(取材・文・写真/田中雄二)


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