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史上最年少!司法試験に合格 架空の設定ではないリアルな高校2年生がドラマ「モンスター」のプロデューサーと対談 ドラマ現場見学も

エンタメOVO / 2024年11月17日 17時0分

プロデューサーの加藤春佳さん(左)と史上最年少で司法試験に合格をした早川惺さん(C)カンテレ

 毎週月曜夜10時からカンテレ・フジテレビ系で放送している、ドラマ「モンスター」。趣里演じる主人公・神波亮子は、“高校3年生で司法試験に合格した”人物で、膨大な知識と弁護士として類いまれなる資質を持つ“モンスター弁護士”という設定。しかし今年、ドラマの設定を越え、現役の高校2年生が司法試験に合格した。

 現在の試験制度において、史上最年少で司法試験に合格したのは、筑波大学附属駒場高校2年生・早川惺(はやかわ・しょう)さん(17歳)。彼は昨年、高校1年生で「予備試験」に合格し、今年2024年、「司法試験」に見事合格した。

 ドラマ「モンスター」のプロデューサー・加藤春佳(カンテレ/入社7年目28歳)さんも、カンテレ史上最年少ドラマプロデューサーでもある。“リアルモンスター”×ドラマプロデューサーの史上最年少 対談が実現。インタビュー形式でお届けする。

Q:まずは、司法試験合格おめでとうございます。今の心境は?

早川 やっぱりめちゃくちゃうれしかったです。試験は、最後まで何があるか本当にわからないので、 自分の番号を見た瞬間はホッとして、喜びと安心感が混ざった不思議な感情になりました。これからさらに掘り下げて、著作権や特許など専門的に勉強したいなと思う分野もあって、今からワクワクしています。

加藤P 終わったばかりで、もうワクワク…。これからさらに知識を深めていこうという姿勢がすごいですね。昨年、予備試験に受かった際はいかがでしたか? 合格率3~4%という狭き門ですが。

早川 そうですね、昨年もめちゃくちゃうれしかったですね。

加藤P そのうれしいっていうのは、努力が実ったことがうれしいのか、その先を見据えてのことがうれしいのかでいくと?

早川 それは後者ですね。これから色々できることが増えるっていう。

Q:改めて、司法試験に挑戦しようと思った理由を教えてください。

早川 僕は、中学受験をしまして、中高一貫校の筑波大学附属駒場中学校という学校に入学したのですが、中学受験が終わった後、将来何になりたいか、明確な目標がなくダラダラしていた期間が結構長かったんです。でも、その間も学校の友人たちはすごく頑張っていて。例えば、化学で賞を総ナメにしていたり、プログラミングの分野で世界的に活躍していたり、すごい友人たちが近くにいて、彼らは自分たちのスキルを突き詰めて、多くの実績をあげていました。でも僕は何も夢中になれるものがなく、将来何をやりたいんだろうって、中学校3年生になり思い悩むようになりました。

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