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深川麻衣 主演のスリラー映画は「今までありそうでなかった着眼点」“ムラ社会”のダークサイドをえぐる『嗤う蟲』【インタビュー】

エンタメOVO / 2025年1月21日 13時57分

-城定監督の演出で特に印象に残ったことはありますか。

 城定監督からそれほど細かい指示はありませんでしたが、そんな中で印象的だったのは、杏奈が自宅のパソコンで仕事のクライアントとリモート会議するシーンです。台本にはなかったのですが、撮影の直前、城定監督から「貧乏ゆすりをしてほしい」と言われたんです。どう撮るのかと思っていたら、貧乏ゆすりをしている私の足元から徐々にカメラが上がっていき、愛想笑いしている顔まで移動していって。顔は愛想笑いをしながらも、貧乏ゆすりをする足元に杏奈の本心が表れていることがワンカットで表現されていて、面白いなと。

-物語は終始不気味な雰囲気が漂っていますが、現場の雰囲気はいかがでしたか。

 すごく和やかでした。城定監督は穏やかな方ですし、顔なじみ同士の方も多かったので、劇中と違ってみんなが仲良くコミュニケーションを取る朗らかな現場で。赤ちゃんやワンちゃんにも癒やされました(笑)。

-完成した映画をご覧になった感想はいかがでしょうか。

 今回は、ワンカット撮影したシーンが多かったので、編集でどんなテンポに仕上がるのか、全く想像がつかなかったんです。でも、完成した映画を見たら、テンポよく、緊張感のある映像になっていて。経験豊富な城定監督は、撮影しながら頭の中で編集後のイメージがきちんと出来上がっていたんだろうなと。その手腕に脱帽でした。

(取材・文・写真/井上健一)


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