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島太星、北海道からミュージカル界の新星が誕生 「フランケンシュタイン」抜擢に「命懸けで挑みます」【インタビュー】

エンタメOVO / 2025年1月24日 8時0分

-本作の楽曲にはどんな印象ありますか。

 今回、アンリと怪物の二役を演じるのですが、アンリと怪物の曲調が全く違いますし、とにかく難しい。怪物になると一気に音域の幅が広がって、低音から高音までレンジが広い楽曲ばかりで。僕は低音がすごく苦手でしたが、今、この作品のために1年間くらいボイストレーニングを受けさせてもらっています。そのおかげで低音が響くようになってきて、ようやく自分も怪物の領域に踏み込めるようになってきたのではないかと思います。

-ネットに投稿されている歌唱動画などを見ると、どんな楽曲もすんなりと歌いこなせているように感じていました。

 その裏ではめちゃくちゃ練習しています(笑)。決して器用なタイプではないので、今回のナンバーも今、苦戦しながら、一つ一つステップを踏みながら頑張っています。

-普段は「NORD」としてアーティスト活動もされていますが、ミュージカルとして歌うときとの違いを感じていますか。

 全く違います。最近はずっとミュージカルのトレーニングをしていたので、もう今は、ポップスの歌が歌いづらいくらいです(苦笑)。この間、ある番組でポップスの歌を歌う機会があったのですが、久しぶりすぎて声が裏返ってしまって。今日で人生を終わりにしようと思うくらいの失敗をして…自分でも信じられなかったです。それくらい、ミュージカルとは発声が違うのだと思います。皆さん、きっとこれはミュージカルの発声だからこうしようとうまくやっているんでしょうが、僕はそれがまだ分からないので、早く自分の中のスイッチを見つけたいです。

-そもそも、島さんが芸能活動をスタートしたきっかけを教えてください。

 中学1年生のときに学校祭で歌を歌ったら「うまいね」と言ってもらえて、それがうれしくて、次は「ビブラートって技を覚えよう」とどんどん練習をしていったというのが最初でした。僕のおばあちゃんが民謡日本一の記録を持っていたので、おばあちゃんの家に行って、声の出し方を教えてもらったんですよ。そして月日が経って、高校生になった頃には、地元では「歌がうまい人」になっていて。その頃、地元の北海道のカラオケ大会で優勝したら50インチのテレビがもらえるというのを見て、テレビが欲しくてオーディションを受けました。そうしたら、今の事務所のマネジャーさんにお声がけいただいて、芸能活動がスタートしたという流れです。なので、僕はアーティストになりたかったわけじゃなくて、テレビが欲しかったんです(笑)。今でも何かを目指しているというわけではなくて、とにかく「フランケンシュタイン」という作品を大成功させるというのが今の目標です。それが終わったら何もなくなって、次にいただけるお仕事があればそれをまた大成功させて…そうした循環で今があるのかなと思います。

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