富良野線など赤字3区間 鉄道の経済効果は330億円
テレビ北海道 / 2024年5月9日 17時27分
JR北海道が地元負担を前提に存続を目指す赤字8区間のうち、観光利用が多い3区間について、北海道は列車運行による経済効果が年間で約330億円に上るとの推計をまとめました。
観光などにおける鉄道の重要性を調べるため、道が赤字8区間の駅やインターネットでアンケートを行い、きょうの道議会特別委員会で報告しました。それによりますと、富良野線・釧網線・花咲線の3区間では、観光利用が5割から6割に上るとしています。この3区間について列車の運行に伴う観光客数は富良野線で約20万人、釧網線で約9万人などで、全道への経済波及効果は合わせて年間約330億円になるということです。
委員会で道の交通政策局・佐々木敏鉄道担当局長は「道内鉄道ネットワークの価値が全道、全国へ波及していることや道民生活において欠かせない重要な存在であることが客観的に整理された」と述べました。
道議会はこの結果を踏まえて来月6日に予定される特別委員会にJR北海道の綿貫社長らを参考人招致し、今後の事業改善策について説明を求める方針です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「鉄道廃線は地方を孤立させる」赤字ローカル線の存廃議論で欧州から学ぶべきこと オランダの鉄道社員「鉄道インフラは民間ビジネスという考えに違和感」
47NEWS / 2024年5月16日 10時0分
-
観光での経済波及効果は330億円 富良野線などJR北赤字8線区のうち3区間で 観光客数の推計は初めて
HTB北海道ニュース / 2024年5月10日 14時39分
-
70億円の赤字想定 北陸新幹線・延伸ともに爆誕した「ハピラインふくい」の今後を占う
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月30日 7時30分
-
JR北海道、新しいプレミアムな観光列車「赤い星」「青い星」を発表 26年春に運行開始
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月23日 8時30分
-
JR北海道、新たな観光列車「赤い星」「青い星」発表 デザイナー水戸岡さん「最後の仕事」
ねとらぼ / 2024年4月22日 11時0分
ランキング
-
1内閣支持率低迷26%、自民党の規正法改正対応「評価せず」79%…読売世論調査
読売新聞 / 2024年5月19日 22時0分
-
2上野飲食店経営者夫婦殺害、背景に首謀者への畏怖か 遺体処理から殺人も「断り切れない」
産経ニュース / 2024年5月19日 19時20分
-
3スタバと一線を画す「ルノアール」。“特異なビジネスモデル”を確立も、業績が悪化するワケ
日刊SPA! / 2024年5月18日 8時53分
-
4「顔も腫れあがり、髪の毛もむしり取られていた」妹が殺され償いを求めた遺族 加害者へ賠償求めても全額払われず 相手の口座に残っていたのはたった"931円"「憎みたくなくても憎んでしまう...今の制度では」
MBSニュース / 2024年5月19日 19時40分
-
5IBXエアラインズが福岡空港着陸前に機材トラブル 滑走路一時閉鎖の影響でセブパシフィック航空が北九州空港にダイバート
RKB毎日放送 / 2024年5月19日 20時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください