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観光での経済波及効果は330億円 富良野線などJR北赤字8線区のうち3区間で 観光客数の推計は初めて

HTB北海道ニュース / 2024年5月10日 14時39分

(c)HTB

北海道は9日、JR北海道が単独では維持困難として、国や自治体の支援で存続を目指す赤字8線区(黄線区)の利用目的を尋ねるアンケート結果をまとめました。

まとめでは、富良野線、釧網線、根室線(花咲線)の3区間で、観光目的での利用が年間計33万人に上り、全道への経済波及効果は年間計330億円だという結果が示されました。

アンケートでは、3区間で列車が運行されない場合は「旅行を取りやめる」と回答した人を「列車の運行で確保された観光客」として算出し、富良野線では約20万人、釧網線で約9万人、花咲線で約4万人となりました。

この3区間は、観光での利用が約5割から6割にのぼり、多くの観光客が道内各地を周遊していると考えられるとしています。

一方アンケートでは、日高線や石北線、宗谷線、室蘭線では観光利用に比べ日常利用が多かったこともわかりました。

調査は8区間の駅で用紙を配布したほかWEBでのアンケートも実施して行われました。

道が黄線区の観光客数の推計を算出するのは初めてです。

道は今回の調査を受けて、「道内の鉄道ネットワークは観光だけでなく物流などの面でも大きな価値を有しているとして、国や沿線自治体と密接に連携し、持続的な鉄道網の確立に向けた取り組みを強化したい」としています。

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