札幌市が敬老パス「見直し案」を市議会提出へ
テレビ北海道 / 2025年1月24日 17時36分
70歳以上の市民を対象に、地下鉄やバスなどの料金を助成する札幌市の敬老パス。 市は去年示した1年間の利用上限額を引き下げる案を来月の市議会に提出する方針を固めました。
札幌市の敬老パスをめぐっては、市が2023年11月に現在の敬老パスを廃止して、歩いた歩数などに応じてポイントを獲得できる健康アプリに移行する案を示しました。
しかし、高齢者の反発が強く、去年9月にあらためて敬老パスとアプリとを選択できる案に修正しました。見直し案ではパスの利用上限額を7万円から4万円に引き下げ、自己負担の割合も現在よりも割高になる一律5割にするとしています。 また、対象年齢を70歳以上から75歳以上に引き上げます。
市は市民向けの説明会などで意見を聞いてきましたが、この見直し案を維持する方針を固めました。札幌市によりますと、敬老パスの事業費は右肩上がりで昨年度は約50億円かかっています。
制度の移行によって、当面は現状とほぼ同じ規模の事業費に抑えられるということです。 市は関連事業費を新年度予算案に盛り込む方針です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高齢者の「敬老パス」利用額上限を4万円に引き下げる方針 65歳以上の健康アプリも導入、選択可能に 札幌市
北海道放送 / 2025年1月24日 17時47分
-
「敬老パス」年間上限額 7万円から4万円に引き下げへ 対象年齢も70歳から75歳に 札幌市
HTB北海道ニュース / 2025年1月24日 16時7分
-
札幌市敬老パス見直し 年間上限額を「4万円」で最終調整 近く決定へ
HTB北海道ニュース / 2025年1月24日 10時3分
-
札幌市の2025年度予算案“過去最大”1兆2600万円 高校3年生まで通院・入院費の無償化へ69億円「敬老パス」4万円案前提のアプリ開発費3億円
北海道放送 / 2025年1月24日 8時47分
-
開業50年以上…札幌市民の大動脈でも老朽化課題の地下鉄南北線 走行路面を改修する方針固める
STVニュース北海道 / 2025年1月22日 11時55分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください