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季節限定の低い虹が出現 天気は目まぐるしく変化

ウェザーニュース / 2018年10月30日 12時0分

ウェザーニュース


今日30日(火)、寒気の影響で活発な雨雲が通過している東北地方のあちらこちらで虹が目撃されています。
これは、雨雲の一つ一つが小さいため、隙間で日が差し込むことで虹が出現しています。

一度雨が止んで虹が見えても、西側には多くの雨雲が控えており、再び雨の降る所が多くなりそうです。昼過ぎにかけていつ雨が降ってもおかしくない状況が続きますので、日が差して虹が現れても油断はできません。

また、このように低い所に現れるのは、限られた季節でしか見ることができない珍しい現象なんです。

虹が見えるしくみ

虹は空気中の水滴に太陽の光が反射してできる現象です。このため、天気雨(雨が降っているのに日差しもある時)や雨上がりの空には虹が現れやすくなります。

昼間の虹は低い虹、しかも季節限定?

虹は水滴が太陽の光が反射してできるため、必ず太陽の反対側に現れます。また、虹の一番外側の赤い光は必ず42度の角度を保っています。朝夕よりも昼間の方が太陽が高い位置にあるため、昼間に見える虹は朝夕に見える虹よりも「低い虹」となるのです。

◆夏は朝夕のみ
夏の昼間は太陽が空高くまで昇り過ぎ、虹は地平線の下に隠れてしまって見られません。
一方で冬は正午でも太陽が空高くまで昇らないため、昼間の虹も見られるようになります。

ちなみに、日本国内でも太陽の昇る高さは異なります。
正午頃でも虹が見られる期間は、東京周辺では10月下旬から2月下旬の4ヶ月間程度、沖縄にいたっては12月から1月初め頃のたった1ヶ月ほどしかありません。

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