七五三に欠かせない"千歳飴" 込められた親の願いとは
ウェザーニュース / 2018年11月11日 12時0分
11月は七五三の時期。
子どもの成長のお祝いで、数え年で3歳、5歳、7歳の時に晴れ着姿で神社などに参拝する習わしです。
この時、晴れ着と共に「千歳飴」が欠かせませんよね。
誰もが知っている通り細長い棒状の飴ですが、どのように始まり、どんな願いが込められているのでしょうか。
はじまりは江戸時代
千歳飴のはじまりには諸説あります。
なかでも代表的なのは、江戸時代の江戸・浅草でみられた千年飴が元祖という説です。
当時、「千年」という長寿や繁栄を連想させるネーミングが話題となりました。
その後「千年飴」から「千歳飴」と代わり今に至ります。
千才まで長生きできますように
千歳飴は、「鶴は千年、亀は万年」の言い伝えにちなみ、「子どもが"千才"まで長く行きられますように」という長寿の願いが込められています。
この飴を鶴亀や松竹梅など縁起のいいデザインを施した袋に入れ、長寿と健康を願う縁起物となったようです。
昔は、今に比べると子どもの生存率は高くありませんでした。そのため、無事に成長して欲しいという願いは今以上に強かったのかもしれません。
なぜ飴なのかというと、七五三が始まったとされる江戸時代は、砂糖はとても高価な食べ物でした。貴重な砂糖からできた飴は超高級品で、お祝いの日にはぴったりだったんですね。
また、飴は引っ張ると伸びることから、健やかな成長と長寿を連想し、喜ばれたといいます。
ちなみに、現在の千歳飴は、直径15mm位、長さ1m以内という決まりがあるようです。
太く長く生きて欲しいからと、むやみにアレンジするわけにはいかないようですよ。
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