昼が短い「冬至」…実は既に「日の入り」は遅くなり始めている
ウェザーニュース / 2018年12月22日 15時30分
今日12月22日の「冬至」は、昼間の長さが一年で最も短くなる折り返し地点です。
そこで、日の出が1年で一番遅く、日の入りが一番早いのか…と思われるかもしれませんが、実はこれは間違いなのです。
今日 東京の昼は9時間45分
冬至は1年で一番「昼間の時間が短い」のは確かです。
今年の冬至(東京)は、日の入り時刻から日の出時刻を差し引いた昼の時間は9時間45分39秒です。ちなみに、仙台や札幌など北の地域は昼の時間がこれより短く、大阪や福岡など南の地域は長くなります。
しかし、日の出が一番遅く、日の入りが一番早いのは冬至ではありません。
東京の日の出、日の入り時刻の変化
一年のうちで最も日の出が遅い時期は冬至を過ぎた後に、最も日の入りの早い時期は冬至の前にやってきます。
この冬、東京で日の出が一番遅いのは年が明けた1月7日(6時50分40秒)、日の入りが一番早いのは12月6日(16時27分53秒)です。
公転面に対して地軸が傾いていることや、公転軌道が真円形でないことなどが理由です。
日の出はまだまだ遅くなる
正月を過ぎると「日の入りが遅くなった」と実感する人もいるかもしれませんが、実は今日もすでに日の入りは遅くなり始めているのです。一番早かった12月6日の日の入り(16時27分53秒)に比べると、今日の冬至の日の入り(16時32分8秒)は約4分間遅いことになります。
逆に、日の出時刻はこの先もまだ遅くなります。冬至の日の出(6時46分29秒)に比べて、一番遅い1月7日の日の出(6時50分40秒)は約4分遅くなります。時刻に厳しく行動している方なら、もしかすると実感できるかもしれませんね。
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