今年の梅雨明けは平年より遅め 奄美は過去最も遅い記録に迫る
ウェザーニュース / 2019年7月9日 16時24分
7月に入ってから広い範囲で梅雨空が続いています。
この先1週間の予報を見ても、西日本、東日本はほとんどの所が曇りや雨で、一時的に雨の強まることがありそうです。
そろそろ梅雨明けの時期が気になりますが、鍵をにぎるのは夏の太平洋高気圧です。
梅雨前線の北上がゆっくり
今年の梅雨前線の位置(予想)
現状は、太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、なかなか梅雨前線が北上せずに本州の南岸に停滞することが多くなっています。この影響で奄美の梅雨明けが遅れており、過去最も遅い記録に迫ってきました。
今後の太平洋高気圧の勢力の予想を見ていくと、来週はやや北上傾向であるものの日本列島を覆うまでには至らず、梅雨前線は本州付近に停滞。梅雨末期の大雨に要注意となります。
7月下旬以降になるとようやく日本付近まで勢力が拡大し、次第に梅雨が明けそうです。
西・東日本は平年より遅い梅雨明けに
梅雨明け
ウェザーニュース予報センターでは、7月25日前後までに西日本、東日本で梅雨が明けると見ており、その後は夏らしい天気が到来する見込み。これは、九州から関東の各地では平年と比べてやや遅い梅雨明けとなります。
8月は湿った空気の影響で天気の変わりやすい時期があるものの、気温は平年並みか高めの予想となっています。
最近は夏の気温が高い傾向の年が多く、全国的に6月~8月の気温が平年程度に落ち着けば、2009年以来のことになります。
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