日本では1年ぶりの部分日食 26日(木)午後に全国で観測チャンス
ウェザーニュース / 2019年12月19日 16時0分
12月26日(木)の午後に、日本全国で部分日食を見ることができます。日本から日食が見られるのは今年の1月6日以来、約1年ぶりとなります。
部分日食とは、月が太陽の前を横切る時、月によって太陽の一部が隠される現象です。東日本や北日本では、太陽が欠けたまま日の入りとなる「日入帯食」となります。
各地の見え方と時間は?
各地の食の最大の時間と太陽の欠け方
南西の地域ほど欠け具合が大きく、継続時間が長くなり、那覇では最大食分0.47(太陽の直径の47%が隠される)で継続時間は約2時間40分となります。現象が起こる時刻や食の継続時間、太陽の高さなどは場所により異なるので、事前に確認するようにしてください。
【主な地点の日食タイムスケジュール】
《札幌》
食の始め 14時31分頃
食の最大 15時27分頃
日の入り 16時05分頃
《仙台》
食の始め 14時30分頃
食の最大 15時33分頃
日の入り 16時22分頃
《東京》
食の始め 14時28分頃
食の最大 15時35分頃
日の入り 16時34分頃
《大阪》
食の始め 14時23分頃
食の最大 15時31分頃
食の終わり 16時32分頃
《福岡》
食の始め 14時14分頃
食の最大 15時25分頃
食の終わり 16時28分頃
《那覇》
食の始め 14時02分頃
食の最大 15時27分頃
食の終わり 16時40分頃
なお、この日食はアラビア半島からインド南部、シンガポール、グアムなどでは、継続時間3分前後の金環日食となります。また、2020年6月21日(日)にも日本で部分日食が見られます。
観測には日食グラスが必須
日食を観測する際は、必ず日食グラスなど太陽観測用の減光フィルターを用いた道具を使うようにして下さい。肉眼で観測しても、太陽が欠けている様子はわかりませんし、少しの間の観測でも目を痛める恐れがあります。
また、サングラスや雲越しの観測も危険なので、絶対にしないでください。
当日の天気は?
西から近づく低気圧や前線の影響で天気が崩れ、全国の広い範囲で空が雲に覆われてしまう見込みです。
ただ、低気圧などの接近が遅い北海道の一部のエリアでは、薄い雲越しに、または雲の隙間から観測のチャンスがあります。
また、日食の時間帯に低気圧や前線が遠ざかる南西諸島の一部でも、雲の切れ間から太陽の欠ける様子が見られるかもしれません。
参考資料など
国立天文台
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