今日は満月「ハーベストムーン」 東日本などで観測
ウェザーニュース / 2020年9月2日 20時0分
今日9月2日(水)は満月です。今夜は東日本などの各地で月が見られています。
アメリカ先住民は9月の満月のことをハーベストムーンと呼び、農作物の収穫の時期の名月として親しまれていたようです。
今夜の天気
ウェザーニュースアプリから投稿された天気の報告
東日本や北日本などを中心に、晴れて満月の見えているところがあります。
一方、暖かく湿った空気が流れ込む西日本の太平洋側などでは雨雲が点在し、月の見える空模様ではないところが多くなっています。
また九州は、台風9号の影響で荒れた天気となっています。安全な家の中でお過ごし頂き、明日以降のお月さまに期待してみて下さい。
9月の満月、英語で“Harvest Moon”
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。
9月の満月は“Harvest Moon(収穫月)”といわれています。
農産物を収穫する秋にちなんで、この時期に見える満月をこう呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
現象おさらい 満月とは
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。
そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。
地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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