冬の嵐で山沿いは50cm以上の積雪増 雪・風が峠越えても今日いっぱいは警戒
ウェザーニュース / 2021年1月30日 10時30分
今日30日(土)は北日本を中心に冬型の気圧配置が続いています。北陸や北日本は断続的に雪が降っており、沿岸部では強い風が吹き荒れています。雪や風の峠は次第に越えるものの、今日いっぱいは警戒が必要です。
積雪急増で雪崩や落雪に警戒
福島県会津郡下郷町の様子
北陸や東北の山沿いでは昨日から積雪が急増し、福島県檜枝岐(ひのえまた)村・桧枝岐では昨日10時で109cmだった積雪が、今日の10時では189cmまで増加。そのほか、新潟県津南町や群馬県みなかみ町・藤原なども50cm前後増えています。
▼昨日10時と今日10時の積雪の比較
桧枝岐(福島) 109cm→189cm
津南(新潟) 173cm→229cm
藤原(群馬) 132cm→181cm
ピーク時に比べると雪の降り方は落ち着いてきたものの、午後も雪の降りやすい状況は続き、多い所ではさらに30~50cmの雪が降る見込みです。急激に積雪が増えたことで山間部での雪崩や、屋根からの落雪の危険性が増しています。除雪を行う際などは十分に警戒をしてください。
北日本は昼過ぎにかけて暴風に警戒
30日(土)6時の実況天気図
北日本では依然として風が吹き荒れています。低気圧が北海道の太平洋側を進んでいて、特に西側で気圧差が大きくなっている状況です。
最大瞬間風速は北海道江差町で7時58分に38.7m/s、青森県八戸市で8時18分に26.8m/sを観測するなど、特に北海道道南から東北北部で暴風となっています。
風の強い状態は昼過ぎにかけて続きますので、暴風と雪による猛吹雪や吹き溜まり、飛来物、停電などに警戒が必要です。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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