すぐにできる2つのコツ! リコピンの吸収率アップに繋がるトマトの食べ方
ウェザーニュース / 2021年6月9日 5時19分
梅雨入りしている地域もありますが、最近は気温も上がり、日差しが強く感じられる日が続いています。
日差しが強くなると、気になるのが紫外線。日焼け止めや日傘で紫外線を防ぐだけでなく、エイジングケアや美肌に効果がある食材を積極的に摂ることで、紫外線対策ができるといいます。管理栄養士の柴田聡美さんに伺いました。
紫外線対策にはトマトがおすすめ
美容に良い食材としておなじみのトマト。美肌効果を促す栄養素の一つが「リコピン」です。
「トマトには天然色素の『カロテノイド』の一種である『リコピン』が含まれています。もともと『カロテノイド』は細胞の老化を防ぎ、アンチエイジングや血流の改善などの効果があるといわれています。
そのなかでも『リコピン』は強い抗酸化力を持ち、その力は同じく抗酸化作用が強いとされるβカロテンの2倍以上もあります。そのため、紫外線ダメージによるシミやソバカスから肌を守る働きがあるのです。今、トマトは旬で一番おいしい時季を迎えています。手軽においしくいただけるのでおすすめなのです」(柴田さん)
リコピンを効果的に摂るには
生のトマトをサラダなどで食べることで効果的に摂れるのでしょうか。
「トマトの『リコピン』を効果的に摂るには、2つのコツがあります。1つ目は加熱することです。『リコピン』は脂溶性なので、オリーブオイルなどを使って加熱すると体内への吸収率が上がると言われています。
2つ目は、細かく刻むかミキサーにかけることです。『リコピン』はそのままの状態ではトマトの細胞壁に囲まれていて、この細胞壁が壊れないと体内に摂り込まれません。生トマトをそのまま食べると、よほど咀嚼(そしゃく)しないと細胞壁が壊れないまま胃腸に届くので、消化吸収されにくいのです。だから刻むかミキサーにかけて食べる前から細胞壁を壊してしまえばよいわけです」(柴田さん)
トマトのリコピンを効率的に摂る料理として、刻みトマトと卵を炒めたトマト卵炒め、刻みトマトを入れてさっと煮たトマトスープ、刻みトマトとニンニクをオリーブオイルで炒めたパスタソースなどがおすすめだそうです。
トマトがおいしくなるこれからの季節、おいしく食べて体の中からも紫外線対策をしましょう。
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