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「大寒」らしく寒気強まる 日本海側は積雪急増や視界不良に警戒

ウェザーニュース / 2022年1月20日 10時25分

ウェザーニュース

二十四節気「大寒」である今日20日(木)は上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっています。日本海側は北陸から山陰を中心に荒れた天気で、積雪の急増や視界不良に警戒が必要です。

1時間に10cm近い強雪のところも

9時現在、大雪の目安とされる上空5000m付近で−36℃以下の強い寒気が福島県から石川県の能登半島付近まで南下しています。日本海側は広範囲で雪が降り、一部が太平洋側まで流れ込んでいる状況です。

特に、気圧の谷が通過している北陸から山陰で雪雲が発達していて、山沿いでは1時間に5cm前後、局地的には10cm近い雪が断続的に降っています。福井県大野市の九頭竜(くずりゅう)では、9時までの6時間で積雪が30cm程増えました。福井県嶺北や岐阜県美濃地方には大雪警報が発表されています。

沿岸部では平均で10m/s前後の風が吹き、瞬間的には20m/sを超える暴風で猛吹雪になっているところもあります。

西日本は今夜まで、東日本や北日本は明日まで続く

21日(金)昼過ぎまでの積雪増加量

現在は雪が落ち着いている東北も、このあとは低気圧の通過に伴って急激に天気が悪化するおそれがあります。雷や突風、霰(あられ)などにも注意が必要です。宮城県など太平洋側でも天気急変にお気を付けください。

強い寒気の流れ込みは西日本で今日いっぱい、東日本や北日本で明日21日(金)まで続く予想です。明日昼過ぎまでに見込まれる積雪増加量は北陸の山沿いで25cm以上になるおそれがあります。断続的な強い雪や吹雪による視界不良、積雪の急増に警戒してください。

すでに積雪があるところに雪が増えて、雪崩や落雪の危険性も高まっています。雪の止み間でこまめに除雪するようにしてください。作業する際は複数人で声を掛け合って、安全を確保した上で行うようにしましょう。

参考資料など

ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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