九州は本降りの雨 午後は雨のエリアが東へ拡大

ウェザーニュース

今日21日(水)の九州では日本の東にある高気圧の縁を回って流れ込む湿った空気の影響で、朝から本降りの雨になっています。

このあと雨のエリアは次第に東に拡大し、中国四国や近畿でも雨が降り出す予想です。

長崎ではやや強い雨を観測

九州では今日の未明から雨が降り出し、9時現在ほぼ全域で雨が降っています。長崎県の五島列島にある福江では7時54分までの1時間に11.0mmのやや強い雨を観測しました。上空の強い寒気の影響で九州では18日(日)に広範囲で雪が降りましたが、雨が降るのはその前日の17日(土)以来4日ぶりです。

雨域は東へ拡大　雪の残るところは融雪に注意

このあと雨の範囲は徐々に東に拡大していき、昼頃には中国四国でも雨が降り出し、夕方から夜にかけて近畿でも雨が降り出す予想です。

九州の東シナ海側や宮崎県、高知県など太平洋に面しているところでは海上から発達した雨雲が流れ込みやすく、一時的に強い雨や雷雨になるおそれがあります。空の変化に注意してください。

18日(日)に大雪に見舞われた中国山地や近畿北部ではまだ積雪が多く残っているエリアがあります。雨によってぬかるむ路面や屋根からの落雪にも気を付けるようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）