北陸は深夜から雨 落雪や雪崩(なだれ)など融雪災害に注意

ウェザーニュース

今日21日(水)は九州で雨が降っていて、雨のエリアは次第に東に拡大中です。深夜から明日22日(木)未明には先日大雪に見舞われた北陸でも雨が降り出す予想となっています。

融雪による屋根からの落雪や雪崩(なだれ)の発生などに注意が必要です。

穏やかな空は束の間　深夜には雨に

今日の北陸地方は日差しが届いて穏やかな空が広がっています。ただ、落ち着いた空は長続きせず、ゆっくり天気は下り坂です。

夜遅くになると西から雨が降り出し、明日の未明には新潟県でも広い範囲で雨が降り出すとみています。

融雪災害に注意　早めの除雪を

屋根からずり落ちた雪　新潟県柏崎市より

先日まで記録的な大雪となった新潟県内では、まだ積雪が多く残っている地点があります。11時時点での積雪深は魚沼市の守門で165cm、長岡で70cm、新潟で46cmです。

積雪が多く残った状態で雨が降ると路面がぬかるみ、スリップ事故が起きやすくなります。また屋根の上に積もった雪は落雪のリスクが高くなり、山沿いでは雪崩の発生にも注意が必要です。


天気が落ち着いている今日の昼間のうちになるべく除雪を進めておくと安心です。除雪作業中にも事故が起きる可能性があります。除雪作業はなるべく複数人で声を掛け合って進めるようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）