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大きすぎない方が良い!? 美味しいズッキーニの選び方

ウェザーニュース / 2023年8月23日 9時10分

ウェザーニュース

近年ごく一般的になった野菜、ズッキーニ。店頭には通年並んでいますが、本来の旬は今の時季です。

緑や黄色の鮮やかなズッキーニですが、一見しただけでは鮮度や美味しさがわかりにくい野菜です。そこで美味しいズッキーニの選び方について、野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに伺いました。

“未成熟”を食べる野菜

「ズッキーニが日本でポピュラーになったのは1980年代以降で、比較的新しい野菜です。きゅうりに似ていますが、実はカボチャの仲間で、ほのかに甘くクセがない独特の食感があります。

ズッキーニは成長しきっていないものを食べる野菜で、花が咲いてから4~6日後には収穫します。緑色や黄色の皮、また、長細い形や丸形があります。

色や形の違いによってそれほど味に違いはありませんが、黄色のズッキーニの方が緑色のものよりほんの少し甘みがあるとも言われています。ただ、大きな違いはないので、むしろ合わせる料理で色を選ぶとよいと思います」(吉田さん)

大きすぎず、肌がすべすべが美味

ズッキーニは外見からは鮮度がわかりにくいように思います。

「ズッキーニは、大きくなりすぎると皮や中身が固くなってしまいます。あまり大きくなりすぎていないもので、なるべく太さが均一なものがオススメです。

また、皮にハリやツヤがあるもの、皮がすべすべとしているもの、ヘタの切り口がみずみずしいもの、柔らかすぎずに適度に引き締まった感じのするものが、鮮度が良く美味しいと言われています」(吉田さん)

乾燥に注意、切らずに保存

すぐに食べない場合の保存法を教えてください。

「ズッキーニはカボチャの仲間で、外見からは丈夫そうに見えますが、実は比較的傷みやすく、乾燥に弱い野菜です。

そこで、買ってきてすぐに食べない場合は、そのまま濡らしたキッチンペーパーなどに包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておきます。ただし、袋の中に湿気がたまりすぎても傷む原因となりますので、適度な湿気が重要です」(吉田さん)

カロテンやカリウム、ビタミンCが豊富で低カロリーのズッキーニは、炒め物や煮物、揚げ物などの加熱調理だけでなく、生で薄くスライスしてサラダにしたり、漬け物など応用範囲の広い野菜です。旬のうちに、さまざまに調理して食卓を彩りましょう。

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