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台風11号は予報円が広く進路に幅 各国の気象機関の予測差が大きい

ウェザーニュース / 2023年8月29日 17時45分

ウェザーニュース

台風11号(ハイクイ)はフィリピンの東の海上を西進しています。発達しながら9月はじめに沖縄に接近するとみられますが、現時点では気象モデルによる予測差があるため、今後の予報の変化に注意が必要です。

今後も予測に変化の可能性あり

29日(火)15時時点の気象庁の予想では、台風11号は勢力を強めながら西北西に進むとみられています。明後日31日(木)の15時には南大東島の南の海上に達し、中心付近の最大風速は35m/sと強い勢力になる予想です。

その後は強い勢力を保って9月1日(金)の午後に沖縄本島もしくは先島諸島付近を通過、北寄りに進路を変えて東シナ海を北上するとみられます。予報円は比較的大きく、現時点では予測が定まっていないことを示しています。


各国の気象モデルのシミュレーション結果がどうなっているか比較してみると、気象庁は勢力が強く沖縄本島のすぐ南を通る予想です。アメリカの海洋大気庁も勢力は気象庁と同様ですが、かなり南の進路となっています。ヨーロッパ中期予報センターは進路こそ気象庁に近いものの、勢力が弱い予想です。

台風の進路を決める太平洋高気圧の勢力の予想や、台風の発達に関わる風の予想など、それぞれのシュミュレーションで若干のバラツキがあり、計算結果に違いが出ています。

また、同じ気象モデルでも計算時刻による違いが大きいものがあるなど、なかなか予測が定まらない状況です。気象庁の進路予想も9時発表に比べると南に変化しています。出来るだけ最新の情報を確認し、対策を進めるようにしてください。

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