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広範囲で雨雲が発達し雷雨や雹、突風に 明日も大気の状態が不安定

ウェザーニュース / 2023年10月27日 16時15分

ウェザーニュース

日本付近は大気の状態が非常に不安定です。今日27日(金)は全国の広い範囲で雷雨や雹(ひょう)になっていて、東日本や北日本は明日28日(土)も雨雲の発達しやすい状況が続く見込みです。

活発な雨雲の通過時は25m/s超の突風も

上空5500m付近で−21℃以下の寒気を伴う気圧の谷が、日本列島を通過中です。全国的に大気の状態が不安定になっていて、四国から近畿、東海、北陸にかけて発達した雲に覆われています。16時00分までの1時間には岐阜県郡上市・八幡で13.5mm、兵庫県三田市で10.0mmの雨を観測しました。

発達した雲の下では雨が強まっているだけでなく、雷や雹、突風を伴っていて、鹿児島県種子島では最大瞬間風速30.0m/s、兵庫県明石市では26.7m/s、岡山市で22.5m/sを観測。広島県内では竜巻などの突風が発生しました。

これから今夜にかけては中国や近畿、北陸、東海にかけて雨が強まりやすく、短時間の強い雨や落雷、雹、突風などに注意が必要です。

明日は東日本、北日本で雨雲が発達しやすい

28日(土)の寒気と気圧の谷の予想

明日になると寒気を伴った気圧の谷は一旦、本州の東に抜ける予想です。ただ、早くも日本海には次の寒気を伴った気圧の谷が進んでくるため、東日本、北日本を中心に引き続き大気の状態は不安定になります。

特に北陸では発達した雨雲が断続的にかかって、雨の強まる所がある見込みです。東北や関東でも雨雲が発達しやすく、局地的には1時間に20mm前後の強い雨が降り、雷や雹、突風などを伴う可能性があります。

明後日29日(日)も午前中を中心に気圧の谷の影響が残りますので、関東や北陸などでは所々で雨が降る見込みです。週末を利用して紅葉が見頃を迎えている山などに出かける場合は、最新の気象情報を確認し、無理をしないようにしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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