明日11日(土)は北海道の平地でも雪に 札幌市内でも初雪か

ウェザーニュース

今日10日(金)は寒冷前線が日本列島を通過しています。

前線の通過後はこの時期としては強い寒気が流れ込み、北海道の日本海側では平地でも雪の降る所が多くなる見込みです。

北海道内陸部は積雪に注意

今夜遅くから冬型の気圧配置となり、日本列島にはこの時期としては強い寒気が流れ込みます。明日11日(土)は上空約1500mで−6℃以下の寒気が東北北部付近まで南下する予想です。

北海道の日本海側では平野部でも雪の降る所が多くなり、東北から北陸の山沿いでも雪の可能性があります。

北海道では今年はまだ旭川を除く気象台では初雪の観測がありませんが、今夜以降は札幌などでも初雪となる可能性が高くなっています。

運転する方は冬用タイヤへ

ウェザーニュースではアプリのユーザーを対象に、11月8日(水)〜9日(木)に「タイヤ交換調査」を実施しました（回答数13,177）。北海道では自動車を所有する人のうち、冬用タイヤへ交換済みの方が62%、まだ交換をしていない方が38%となっていて、3分の1以上が未交換という結果になりました。

北海道では、郊外を中心に今季初めての積雪の可能性があるため、積雪や路面凍結によるスリップ事故等に要注意です。車を運転される方は、冬用タイヤ・雪用ワーパーへの交換や、スノーブラシ・解氷スプレーの携行など、雪道用の装備をご準備ください。

また、東北でも峠道などでは雪の積もるおそれがあり、山間部を運転する予定のある方は最新の情報に注意が必要です。

上空に流れ込む寒気は来週前半まで居座る予想で、北日本を中心とした降雪や路面凍結にお気をつけください。