札幌で今年初めての20℃超え 雪の残る所は融雪に注意

ウェザーニュース

今日8日(月)も北海道は晴れている所が多くなっています。暖かな空気が流れ込み、札幌や旭川では今年初めて20℃を超えました。公園などに排雪した雪も急速にとけていきそうです。

昨日よりさらに暖かな空気が流入

北海道の北にある低気圧に向かって暖かな空気が流れ込んでいます。上空1500m付近の気温は昨日7日(日)より高く、札幌では10時31分に今年初めて20℃を突破しました。11時59分には22.0℃まで気温が上がっています。

そのほか、旭川では11時25分に21.0℃を、網走では11時44分に21.2℃を観測するなど、道央や道北、道東オホーツク海側で20℃を超えている所が多い状況です。

ここ数日の暖かさで、市街地のアメダスの積雪深は0cmの所がほとんどになっています。ただ、公園などに排雪された雪はまだ残っている所が多く、今日はこの雪も一気にとけていきそうです。雪どけ水による冠水や河川の増水にご注意ください。

山沿いなど路面や屋根に雪が残っている所では、ぬかるむ路面や落雪に注意が必要です。山間部では雪崩の発生にも警戒してください。

明日は気温急降下で冬に逆戻り

札幌の気温変化

今夜以降は大陸から寒気が流れ込み、明日は気温が急降下します。札幌の最高気温は8℃の予想ですが、これは日付が変わってすぐに出る気温で、昼間は5℃の予想です。

初夏のような陽気から、冬の寒さに逆戻りします。急激な気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。

また、一度とけた雪が再び凍結する可能性があります。特に峠道などの通行は路面状態に注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）