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近畿の空に逆さ虹"環天頂アーク" 関東や東海も可能性あり

ウェザーニュース / 2023年12月27日 9時40分

ウェザーニュース

今日12月27日(水)は、西日本や東日本で穏やかに晴れているところが多くなっています。
薄い雲が出ている近畿の空には逆さ虹が出現しているところがあります。これは環天頂アークと呼ばれる虹色現象です。

見えるエリアは東へ移動

環天頂アークは、上空の薄雲が構成する氷の粒が太陽の光を屈折されることで見られる現象です。
太陽の中心から上方46度前後の空の高いところに出現します。
太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れるため、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。

今日は環天頂アークを作り出した上空の薄い雲はだんだんと東の方へ流れていく見込みです。
そのため、近畿だけでなく東海や関東でも日中に上空高いところに薄い雲が広がる可能性があります。
ハロ(日暈)やアークなどの虹色現象が見られるかもしれません。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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