週間天気 月末の天気は周期変化 週後半は気温高く桜開花が加速

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・28日(木)〜29日(金)は雨の強まりに注意
・週後半は気温上昇
・桜の開花前線が北上中

この先一週間は、低気圧や前線が通過する日が多くなります。28日(木)からは低気圧や前線が近づき再び天気が下り坂となり、広範囲で天気が崩れる見込みです。

28日(木)〜29日(金)は雨の強まりに注意

週間予想天気図

28日(木)東シナ海から近づく前線と大陸から来る寒冷渦の影響で全国的に雨が降ります。

低気圧や前線の近くでは強雨や雷雨、西日本・東日本太平洋側を中心に大雨の可能性があります。

また、沿岸部を中心に風も強まるため、横殴りの雨にもご注意ください。

29日(金)は北海道も雨で経過する予想のため、融雪災害にも警戒が必要です。

週後半は気温上昇

週後半になると暖かい空気が北上するため、全国的に平年より気温が高くなり、日差しが乏しくても春を感じる暖かさとなりそうです。

特に、29日(金)以降は西日本や東日本では最高気温が20℃を超えるところが多くなり、春本番の暖かさとなります。

桜の開花前線が北上中

桜の開花前線は順調に北上し、25日(月)も宮城県で開花の発表がありました。

この先は雨の日でも気温は高めで、特に期間後半は気温が上昇します。この暖かさで桜のつぼみの生長が加速し、この先一週間は各地から開花の便りが届く見込みです。

天気は短い周期で変化するので、お花見の計画は早めに立てるのがおすすめです。

能登半島地震 被災地の天気

この先1週間は能登半島でも天気は周期変化となります。29日(金)は低気圧が近づき雨が降ります。
能登半島地震の被災地では地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない降水量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。