東北南部に寒気流入 今夜遅くにかけて積雪注意

ウェザーニュース

今日26日(火)の東北南部は午後になって、北の地域から雨が湿った雪に変わってきました。特に宮城県内は雪の所が多く、内陸部を中心に雪が積もり始めています。東北南部は今夜遅くにかけて、積雪による路面状態の悪化や着雪にご注意ください。

仙台市など沿岸部はシャーベット状の雪

26日(火)13時35分の雨雪レーダー

低気圧の東進に伴って、上空の寒気が南下してきています。仙台市の気温は、朝9時時点は5.7℃だったものの、13時40分現在は0.7℃しかありません。

雨も湿った雪に変わり、内陸部を中心に道路に雪が積もってきました。仙台市など沿岸部では、水分の多いシャーベット状の雪になっています。

山形市周辺や福島県はまだ雨の所が多いものの、寒気は夜にかけて南下する予想で、今後は雪に変わっていく見込みです。

雪は今夜遅くまで降りやすく、内陸部では5cm以上、山沿いの多い所では20cm以上の新たな雪が積もるとみています。路面状態の悪化に注意が必要です。

風も強く吹雪になることがあるため、視界不良にもお気をつけください。電線への着雪による停電の発生に備えて、懐中電灯や電気を使わない防寒具も用意しておくと安心です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）