岐阜でソメイヨシノ開花 昨年より11日も遅い桜開花発表に

ウェザーニュース

今日3月27日(水)、午前中の福岡と松山に続き、岐阜でもソメイヨシノの開花が発表されました。東日本としては今年最初の開花となります。岐阜では平年より2日遅く、昨年より11日遅い桜開花の発表です。

開花発表（8）：福岡、松山、岐阜

＜前日まで＞高知、宮崎、長崎、広島、熊本

満開発表（0）：
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今日の開花状況

福岡　福岡管区気象台
　平年より5日遅く、昨年より9日遅い

松山　道後公園
　平年より3日遅く、昨年より9日遅い

岐阜　清水川堤
平年より2日遅く、昨年より11日遅い

ともに昨日のうちに数輪開花しているつぼみがありましたが、基準となる5〜6輪には足りず開花発表は見送られていました。今日は朝から晴れてたっぷりと日差しが降り注ぎ、残っていたつぼみが開いたものと考えられます。まさに、昨日の雨が開花を促す「催花雨」となった形です。

今週はこのあとも桜開花が進む見込み

今年は2月中旬に記録的な暖かさとなった一方で、2月下旬〜3月上旬は平年よりも気温の低い日が多くなりました。この気温の低さや日照・“休眠打破”などの条件により、昨年よりもつぼみの生長が後れているとみられます。


ウェザーニュースの桜開花予想では、今年の桜の開花は東日本や西日本で平年並みかやや遅い傾向となっています。北日本や北陸では平年より早い所が多くなるとみられます。

3月末にかけて気温は上昇傾向で、開花が進む見込みです。お花見に行きたいと思っている方は開花状況と天気をみて、タイミングを逃さないようにしましょう。

ウェザーニュースでは全国約1100地点の桜の開花状況を取材して、アプリやWebサイト“さくらCh.”に掲載しています。まだソメイヨシノが開花しているところは少ないものの、シダレザクラなどが開花しているところもあります。お近くの名所を探してみてください。