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大阪で桜の開花発表 昨年より11日遅い観測 8年ぶりの遅さ

ウェザーニュース / 2024年3月30日 15時10分

ウェザーニュース

今日3月30日(土)、大阪管区気象台は桜の開花を発表しました。平年より3日遅く、昨年より11日遅い観測で、2016年(3月30日開花)以来8年ぶりの遅さでの開花です。

大阪のさくらの標本木(ソメイヨシノ)は大阪城公園西の丸庭園にあり、今日は気温が20℃を超えています。

昨年の大阪では3月19日に開花・27日には満開になっていて、今年は10日以上遅いペースです。

今日の開花発表状況

さくらの開花日(ソメイヨシノ)3月30日(土)

大分(気象台構内)
 平年より6日遅く、昨年より6日遅い
和歌山・紀三井寺
 平年より6日遅く、昨年より10日遅い
岡山・後楽園
 平年より2日遅く、昨年より8日遅い
静岡(気象台構内)
 平年より6日遅く、昨年より11日遅い
津・偕楽公園
 平年より6日遅く、昨年より11日遅い
大阪・大阪城公園西の丸庭園
 平年より3日遅く、昨年より11日遅い


ソメイヨシノの開花は昨日から今日にかけて14地点が増え、計24地点になりました。全地点で昨年よりも遅い開花となっています。

2月下旬以降、昨年よりも気温が低く経過

開花(23):
 東京、甲府、静岡、名古屋、岐阜、津、京都、大阪、和歌山、岡山、広島、松江、鳥取、高松、松山、高知、下関、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
満開(0):
 —

昨年は3月30日までに、仙台や新潟を含む41地点の気象台でソメイヨシノの開花が、福島など23の気象台で満開が観測されていて、今年は各地とも昨年より遅くなっています。

今年は2月中旬に記録的な暖かさとなった一方で、2月下旬〜3月上旬は平年よりも気温の低い日が多くなりました。3月中旬に入って一時的に気温の高い日があったものの、開花直前には再び気温が平年より低い日が続いたことで、開花が遅れたものとみられます。

今週末からは関東各地で続々開花か

ウェザーニュースの桜開花予想では、今年の桜の開花は東日本や西日本で平年並みかやや遅い傾向となっています。北日本や北陸では平年より早い所が多くなるとみられます。

4月はじめにかけて気温は上昇傾向で、開花の始まるところが多くなる見込みです。お花見に行きたいと思っている方は、開花状況と天気予報をよくご確認頂き、タイミングを逃さないようにしましょう。

ウェザーニュースでは全国約1100地点の桜の開花状況を取材して、アプリやWebサイト“さくらCh.”に掲載しています。まだソメイヨシノの見頃を迎えているところはほとんどないものの、シダレザクラなどが開花しているところもあります。お近くの名所を探してみてください。


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