今日の桜開花状況 3月31日(日) 桜前線は北関東に到達、高知で今年初の満開

ウェザーニュース

今日3月31日(日)は、16時までに水戸・前橋・熊谷・奈良の各気象台から桜の開花発表がありました。また高知では今年初となる桜の満開が発表されました。

この週末で10地点が増え、ソメイヨシノの開花は計29地点に。全地点で昨年よりも遅い開花となっています。

今日の開花発表状況

さくらの開花日（ソメイヨシノ）3月31日(日)

水戸（気象台構内）
　平年より1日遅く、昨年より11日遅い

前橋（気象台構内）
　平年より2日遅く、昨年より13日遅い観測

熊谷（市内桜堤）
　平年より4日遅く、昨年より14日遅い

奈良（奈良女子大学附属中等教育学校）
　平年より3日遅く、昨年より11日遅い

※16時以降に発表のため追記
宇都宮（気象台構内）
　平年より1日遅く、昨年より11日遅い観測

2月下旬以降、昨年よりも気温が低く経過

開花（29）：
　水戸、宇都宮、前橋、熊谷、東京
　甲府、静岡、名古屋、岐阜、津
　京都、大阪、奈良、和歌山
　岡山、広島、松江、鳥取、下関
　高松、松山、高知
　福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島

満開（1）：
　高知

昨年は3月31日までに、山形を含む42地点の気象台でソメイヨシノの開花が、仙台など24の気象台で満開が観測されていて、今年は各地とも昨年より遅くなっています。

今年は2月中旬に記録的な暖かさとなった一方で、2月下旬〜3月上旬は平年よりも気温の低い日が多くなりました。3月中旬に入って一時的に気温の高い日があったものの、開花直前には再び気温が平年より低い日が続いたことで、開花が遅れたものとみられます。

開花が始まり、一気に満開に近づく見込み

ウェザーニュースの桜開花予想では、今年の桜の開花は東日本や西日本で平年並みかやや遅い傾向となっています。北日本や北陸では平年より早い所が多くなるとみられます。

4月はじめの気温は高い傾向で、週明け以降はまだ発表がない神奈川県や千葉県でも開花が始まり、満開に近づくところも多くなる見込みです。お花見に行きたいと思っている方は、開花状況と天気予報をよくご確認頂き、タイミングを逃さないようにしましょう。

ウェザーニュースでは全国約1100地点の桜の開花状況を取材して、アプリやWebサイト“さくらCh.”に掲載しています。まだソメイヨシノの見頃を迎えているところはほとんどないものの、シダレザクラなどが開花しているところもあります。お近くの名所を探してみてください。