週末から来週にかけて前線停滞 北上のタイミングで雨が強まること

ウェザーニュース

明日4月3日(水)に広い範囲で雨を降らせる前線は、週末から来週にかけて本州の南に停滞する予想となっています。前線の影響で西日本、東日本はすっきり晴れる日が少なく、北上するタイミングでは雨の強まることがある見込みです。

前線の予想は不確実性が大きい

明日は前線の活動が活発になり、西日本は局地的に大雨のおそれがあります。4日(木)には本州の南の海上まで前線は南下するものの、その後も陸地からはあまり離れずに停滞する見込みです。

高気圧は北日本方面を覆うため、週末も西日本や東日本は太平洋側を中心に雲が広がりやすくなります。

来週になると再び前線が北上する予想で、8日(月)〜9日(火)にかけては雨の範囲が広がる見通しです。前線は9日(火)頃に最も陸地に近づいて、「キンク」と呼ばれる前線が北に盛り上がった部分が通過する東海や関東で雨の強まる可能性があります。

ただ、現時点では前線の位置の予測に不確実性が大きく、特に7日(日)以降は雨の範囲やタイミングなどの予想が難しい状況です。西日本、東日本ではちょうど桜の見頃と重なる地域が多くなりますので、お花見の予定はできるだけ最新の情報をご確認ください。