西日本や東日本は広範囲で雨 関東は夜まで傘が必須

ウェザーニュース

5月スタートの今日1日(水)は、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨が降っています。局地的な強い雨に注意が必要です。

西日本では段々と雨の止む所が増える一方、関東は夜まで傘が手放せません。

前線上を低気圧が東進

九州南岸から本州南岸に前線がのびていて、前線上を低気圧が東進しています。今朝は低気圧に近い鹿児島県の種子島付近で雨が強まり、中種子町では6時50分までの1時間に30.0mmの激しい雨を観測しました。

10時30分現在は、低気圧の活発な雨雲は海上に離れています。西日本では太平洋沿岸を中心に雨が降りやすいものの、段々と止む時間が増える見込みです。

関東は午後も本降りの雨が続く

5月1日(水)18時の雨雲の予想

関東は、南岸の前線による雨雲のほかに、風の衝突によって発生した雨雲がかかっています。局地的に雨雲が発達していて、埼玉県久喜市では10時10分までの1時間に11.5mmのやや強い雨を観測しました。

午後は低気圧の接近に伴って、各地で本降りの雨になるとみています。沿岸部では風も強く、横殴りの雨に注意が必要です。大きな傘やレインシューズが活躍します。

北東からの冷たい風が吹き付けて、気温も上がりません。少し肌寒いくらいになりますので、暖かくしてお過ごしください。