食器洗い、関東は約6割が水を使用 5月の水温は20℃超

ウェザーニュース

最近食器を洗う時、水道水はお湯ですか？それとも水ですか？

過ごしやすい陽気や暑さを感じる日が多くなり、水を使う方が多くなっているのではないでしょうか。

ウェザーニュースではアプリ利用者を対象に「食器を洗う時、お湯か水か」について定期的にアンケート調査を行っています。

関東の冬からの推移を見てみると、水の利用は寒さが厳しい1月〜2月には数%にとどまっていましたが、3月以降はジワジワと増加。4月に入ると3割弱、4月後半には4割を超えるようになりました。

そして、5月1日の最新の調査では57%と過半数に達しました。ここ最近は階段を上がるように一気に水の割合が高くなっています。

気温の上昇に伴い水温も変化

水道水の温度と気温との関係を見てみると、概ね気温の上昇に比例して水温も上がっていることがわかります。

ウェザーニュース山口予報士による独自の水温計測によると、千葉市の水温は1月中旬〜2月前半にかけては10℃を切る冷たさでしたが、4月に入ると15℃を上回り、5月1日には20℃に達しました。

今後も気温の上昇とともにさらに水温は上がっていきます。昨年の夏は猛暑の影響で水温が30℃になった日も。今はまだお湯を使用している方も、季節が進むにつれて水への切り替えが進んでいきます。引き続き、変化に注目していきます。

水温観測の裏話など動画で詳しく解説中

調査概要
調査日：2023年8月23日〜2024年5月1日にかけて定期的に実施
質問：今の時期、食器を洗う時は何を使ってる？
回答項目：「今は水」「今はお湯」「一年中水」「一年中お湯」から1つ選択
※本調査結果では「一年中水」「一年中お湯」を除いて集計