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来週はじめは西日本、東日本で大雨注意 前線に湿った空気が流入

ウェザーニュース / 2024年5月25日 16時0分

ウェザーニュース

来週はじめは日本付近を前線が通過し、全国的に雨の降る所が多くなります。湿った空気の流入で前線の活動が活発になるため、西日本、東日本の太平洋側は大雨に注意が必要です。

寒気の南下で大気の状態が不安定に

27日(月)に前線を伴った低気圧が日本海に進みます。低気圧は28日(火)になると北海道付近に達して、中心から伸びる前線が東日本や西日本を通過する見込みです。

前線に向かっては今後、発生が予想される台風周辺の暖かな空気が送り込まれ、活動が活発になります。さらに中国大陸からは上空5500m付近で−18℃以下の寒気が南下するため、大気の状態が不安定になって雨雲が発達しやすくなる見通しです。西日本、東日本の太平洋側は局地的に雨が強まり、1時間に50mmを超えるような激しい雨が降る可能性もあります。

東日本や東北では29日(水)の朝まで雨の強まりやすい状況が続く見通しです。

総雨量が200mm超の可能性も

29日(水)朝までの総雨量は九州から東海の太平洋側で100mmを上回る予想です。特に南からの湿った空気が山にぶつかるなどして雨雲が発達しやすい四国や近畿、東海の山沿いでは、総雨量が200mm以上に達するおそれがあります。

前線の動きや湿った空気の流れ込み方によって雨の強まるエリアが変わってきますので、最新の情報をこまめに確認しつつ、早めに雨への備えを進めるようにしてください。

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