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南鳥島近海で新たな台風発生予想 次に発生すると「台風6号」

ウェザーニュース / 2024年8月10日 23時0分

ウェザーニュース

8月10日(土)21時に南鳥島近海で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風6号と呼ばれることになります。

▼熱帯低気圧 8月10日(土)21時
 中心位置   南鳥島近海
 移動     東北東 ゆっくり
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

日本の南海上はモンスーントラフという広大な低圧部となっていて、熱帯低気圧や台風が次々に発生しやすくなっています。台風5号もこのモンスーントラフ内で発生したものでした。

北日本の太平洋沖で不明瞭になる予想

この熱帯低気圧は今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。ただ、顕著な発達は予想されておらず、三連休中には再び熱帯低気圧の勢力になる予想となっています。

進路の予想を見ると、南鳥島近海から北西に進み、日本の東に向かう可能性が高くなっています。熱帯低気圧になったあと不明瞭になりながら、北日本の太平洋沖に近づく可能性があります。

日本の陸地へは大きな影響はない見通しですが、モンスーントラフ付近では今後も新たな台風が発生しやすい状況が続くため、引き続き注視が必要です。

台風が発生すれば8日(木)以来で3日ぶり

平年の台風発生数

次に台風が発生すると、8日(木)に発生した台風5号以来で、台風6号と呼ばれることになります。台風が発生すれば3日ぶりで、今月2つめです。

台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。今年も日本の南で複数の台風が発生する可能性があります。秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。


出典
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構

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