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週間天気 台風5号が東北に上陸へ 新たに発生した熱帯低気圧の動向も注目

ウェザーニュース / 2024年8月11日 6時0分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・台風5号が東北直撃 大雨のおそれ
・空の変化に要注意
・最大限の熱中症対策を
・ペルセウス座流星群が見頃に

明日12日(月)には台風5号が東北に上陸する可能性が高く、宮城県や岩手県などで大雨となるおそれがあります。土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。また、交通機関にも大きな影響が出る可能性があるため、帰省や旅行などの移動を計画している方は、最新の気象情報や交通情報を確認し、無理のない移動をしてください。

台風5号が東北直撃 大雨のおそれ

台風進路予測

現在、日本の東海上を北上中の台風5号(マリア)は、今日11日(日)・山の日には次第に東北へ接近し、三連休最終日の明日12日(月)の朝に東北に上陸する見込みです。宮城県や岩手県など東北太平洋側では、大雨や暴風、高波、高潮などの災害に対する厳重な警戒が必要です。

さらに、昨日10日(土)の21時に南鳥島近海で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する可能性が高い」と発表しました。次に発生する台風は台風6号となりますが、台風5号と同じ進路をたどる可能性もあります。最新の気象情報をこまめに確認し、大雨や強風に対する備えを万全にしてください。


また、日本の南の海上では広範囲で反時計回りの風の循環が見られ、新たな熱帯低気圧が発生しやすい状況が続いています。お盆休みの時期にかけて、南の海域から目が離せません。

空の変化に要注意

日本付近では上空の気圧の谷の影響を受ける日が多く、さらに台風5号や太平洋高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になる日が続く見込みです。

日中は晴れることが多いものの、地上の気温が上昇すると雨雲が発達しやすくなり、天気が急変して局地的に雷雨が発生するおそれがあります。特に午後から夕方にかけて、急な雷雨や突風に見舞われる可能性があるため、外出の際は注意が必要です。

雨のタイミングや強さは予測が難しいため、天候の急変を考慮して柔軟な計画を立てるようにしてください。最新の天気予報をこまめに確認し、不測の事態に備えて傘や雨具を持ち歩くなどの対策をしておくと安心です。

最大限の熱中症対策を

8月は一年で最も暑い時期にあたりますが、この時期の平年値よりも気温の高い日が続く見通しです。最高気温が35℃以上の猛暑日になる地点が多く予想されており、最低気温も平年よりもかなり高い日が多くなる見込みです。日中の暑さだけでなく、夜間も気温が下がりにくいため、熱帯夜も続くとみています。

熱中症を予防するためには、こまめな水分や塩分の補給が重要です。また、エアコンを適切に使用し、涼しい室内で過ごすことを心がけてください。なお、栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠も、熱中症を防ぐための基本となります。

ペルセウス座流星群が見頃に

明日12日(月)の三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」が活動のピークを迎えます。

今年は8月12日(月)の夜に極大を迎え、放射点が空高くに昇る13日(火)の明け方にかけて多くの流星が出現する予想です。夜遅くには月明かりもなくなるため目視観測には好条件です。

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