週間天気 台風7号が関東に接近 Uターンラッシュと重なるおそれ

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・台風7号が関東接近へ　荒天に警戒
・西日本中心に厳しい暑さが続く
・週明けもすっきりしない空

お盆休み後半の16日(金)から17日(土)頃は、台風7号が東日本や北日本に接近し、荒れた天気となるおそれがあります。また、不安定な天気と厳しい暑さも続きます。

台風7号が関東接近へ　荒天に警戒

台風7号は、発達しながら明日14日(水)に小笠原諸島へ最も接近する見込みです。その後、16日(金)から17日(土)には暴風域を伴って関東など東日本や北日本にかなり接近するおそれがあります。

まだ取りうる進路や進行速度には不確実性がありますが、西寄りの進路を通った場合は関東などで雨や風が強まるおそれがあり、大雨や暴風、高波等に警戒が必要です。また、台風5号の影響で記録的な大雨となった東北でも再び影響を受けることが考えられます。

お盆休みの終盤にあたるため、帰省先などからのUターンや旅行先での移動タイミングと重なります。こまめに最新の台風情報や交通情報を確認し、天気を考慮して計画を立てるようにしてください。

西日本中心に厳しい暑さが続く

一年で最も暑い時期は8月上旬ですが、その時期を過ぎたあとも平年の最も暑い時期よりも気温の高い日が続く見込みです。真夏のピークはまだ去りません。最高気温が35℃以上の猛暑日になる日が多く、最低気温も平年よりもかなり高い日が続く見込みです。

炎天下での長時間の行動を避け、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を意識的に行ってください。栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠も、熱中症を防ぐための基本です。

週明けもすっきりしない空

19日(月)から20日(火)は、南から湿った空気が流れ込みやすく、西日本や東日本の太平洋側を中心に雲が多くなる見込みです。
北海道は前線の影響で雨が降る可能性があります。