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今夜は満月 8月の満月は別名「スタージェンムーン」とも

ウェザーニュース / 2024年8月19日 7時0分

ウェザーニュース

今夜昇ってくるお月さまは、日付が変わって20日(火)3時26分に満月の瞬間を迎えます。

8月の満月はアメリカの農事暦で「スタージェンムーン」とも呼ばれます。気になる今夜の天気など解説します。

満月は雲の隙間から顔を出す空模様に

今夜は広い範囲で雲が広がりやすいものの、関東〜西日本太平洋側では雲の隙間から満月が顔をのぞかせるチャンスがあります。

東北や北陸は雲に隙間が出来やすく、特に東北北部ではしっかりと満月を見られそうです。

西日本の日本海側や北海道は厚い雲に覆われるため、お月見にはあいにくの天気となります。


▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 月の出 18時18分 月の入り 3時02分
仙台 月の出 18時25分 月の入り 3時38分
東京 月の出 18時24分 月の入り 3時50分
大阪 月の出 18時40分 月の入り 4時10分
福岡 月の出 18時58分 月の入り 4時34分
那覇 月の出 18時56分 月の入り 5時02分

8月の満月、英語で”Sturgeon Moon”

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは8月の満月を「スタージェンムーン(Sturgeon Moon/チョウザメ月)」と呼ぶようです。

8月は五大湖などでチョウザメの漁獲のシーズンを迎えることから、この名前がつけられたと言われています。

現象のおさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

出典・参考など
The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

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